2011年1月 のアーカイブ

厳選ショートコント3本

2011年1月29日 土曜日

こんにちは!metheglinです!
みなさんいかがお過ごしですか?もしかして、いかがお過ごしではなですか?!みなさんまさかいかがお過ごしではないでしょうね!!
いかがお過ごしでしたら許しませんからね!

今日はこのわたしmetheglinがですね、えりすぐったショートコントを3本ご用意させていただきましたので、ご覧ください。
見てほしさと見てほしくなさが見事に混同するこの矛盾した気持ちをあなたは理解できないでしょうけど、ぜひご覧ください。

どや顔

今考えた一発ギャグ

ニュートンとライプニッツのショートコント

ネット上でショートコントをするというのは初の試みです。反響によってはぼくは家に閉じこもります。
よろしくお願いします。また会う日まで。

(絵本形式で見やすい)今年の初夢

2011年1月6日 木曜日

2011年明けましておめでとうございます!metheglinでございます!今年もよろしくお願いします。

2011年元旦、ぼくはとある夢で目覚めました。
初夢です。
初夢なんかぼくは毎年覚えていなかったのですが、今年はなぜかとても印象深い初夢を見ました。

舞台は会社でした。
ぼくは働き始めていました。ぼくは新入社員としてある部屋に集められ、テーブルを囲うように座りました。
テーブルには既に女性が座っていました。どこを見ているのかいまいちつかめない、しかし毅然とした表情を浮かべる意志の強そうな女性でした。
その後ろには男性が立っていました。とても愛想のよいところがぼくに好印象を与えました。
この2人はどうやら、ベテラン社員。これから会社のことを詳しく説明して聞かせてくれるようでした。
ぼくはこのとき、なぜこの男性だけ立っているんだろうということが気にかかりました。座ればいいのに・・・

と思ったらぼくの後ろにはぼくと同じ新卒社員の同期たちが所狭しと立っていました。

するとここでテーブルに座っていたベテラン社員とおぼしき女性が自己紹介をはじめました。
「わたしは本陽(ホンヨウ)です」
とやや中国訛りの声で名乗ったのが聞こえました。
このとき本陽さんの名前が字幕に表示されました。

本陽さんは唐突に、すごい勢いでしゃべり始めました。
わたしが就活生だったころは面接官の素性を全て片っ端から調べて、彼らの好みを研究しファイルにまとめて全て把握した状態にしていた。面接では完璧に面接官好みの話に合わせて、大いに場を盛り上げたものよ。就活とはそうやってするものよ。
とぼくたちをまくしたてました。
ぼくは、ぼくらはもう就活せいじゃないのになんでこんな話するんだろうと思って聞いていました。
すると本陽さんは、あなたもそういうエピソードがあるでしょう、と本陽さんの後ろに立っていたベテラン社員とおぼしき男性に話を振りました。

それまで愛想よく落ち着いた笑みを浮かべていた男性は、急に自信なさげな表情を浮かべて、
「いや、特にありません」
と言いました。
この男性の絵は枝野幸男に似ているなあと思いました。

すると次の瞬間、本陽さんがキッとして、さっと手を差し出して、
「それでは今度はあなたたち新卒社員のみなさんが自己紹介をしてください」
と言いました。

一瞬ぼくらはたじろいで、
「え、誰いく誰いく?」
みたいになりました。
また、こういうとき決して真っ先に自己紹介をしないのがぼくという男の特徴でもありました。

けれども、やはり何人かいる同期の中にはわたくしめがやります!と率先して自己紹介をする威勢のよい若者はいるものです。
今回も例外ではなく、
「はい、ではこの中山がはじめに自己紹介させていただきます」
と中山君が手を挙げた、

そのとき!
「ストップ!!」
とこれまた唐突に本陽さんが大声を張り上げ中山くんを制しました。
ぼくたちに緊張が走りました。

本陽さんは少し気持ちを落ち着けるように息を吐き、中山くんを制した理由を話始めました。

どこの国だったか、官僚たちは政官業のひどい癒着によって私腹を肥やし、市民にはひどく貧しい生活を強いる独裁国家があったそうです。
その国の総帥、悪の限りを尽くした独裁者はその名を「本陽中(ホン・ヨウチュウ)」といいました。

本陽さんは続けます。
「わたしの名は本陽。わたしのあとに中山くんが自己紹介をしたら、本陽中山となり、本陽中という忌まわしき名前が浮かび上がることになります。それを避けるために、中山くんがはじめに自己紹介をするのはやめてください」

漠然とした不安がある。ぼくはそれを影に隠していたはずでした。
けれど太陽はかまうものかと照らすのです。ピンポイントで、ぼくが隠し物をしていた影を狙って。
こうして今年も、ぼくたちの不安をよそに年は明けるのでした。