とあの日私は言いました。
ですが、今の私は、あきらめることは決して悪いことではないと思っているのです。
あきらめたら、たしかに、そこで試合終了ですが、
あきらめることは、新たなゲームのホイッスルでもあるからです。
一番いけないのは、自分がもうとっくにあきらめていることに、自分で気付いていないことです。
腐ってしまった目標をいつまでも掲げていると、次第にその目標に支配され、光は失われていき、周囲の人たちはあなたをはれもののように扱います。
あきらめることが人の行動をかえ、可能性を切り拓くことがあることを私は教え子たちから学びました。
あの日、彼らはある意味で、あきらめたのです。
正面から闘うことをあきらめた。
そのことが、特に、流川くんと赤木くんの行動をかえました。
逆転劇のキーを握る彼らが、最期の最期でプレースタイルをかえたことが、結果的に勝利へとつながりました。
そして、プレースタイルをかえなければいけないと思わせるほどに、彼らを鼓舞したのは、”あきらめたら試合終了”というわたしのメッセージではなく、桜木くんの起こした奇行でした。
夢を持っている若いこどもたちに伝えたいのは、
自分が本当はあきらめていないか常に自問自答することです。
もしちょっとでも、無意識に目標をあきらめているかもしれないと思ったら、その目標をあらためるか、あなたの生活の中の他の何かをあきらめる必要があるのです。
」
このまえ連続テレビ小説のあまちゃん見てたら、あまちゃんがアイドルやめたいって言ってるのをお母さんがあきらめるなって必死に止めてて、感動して、やっぱあきらめたらだめだって思いました。
本当にあまちゃん見て毎回感動してます。
だけど、あえてこの投稿で突き進みます。
せっかく降りてくる名言をひっこめておくわけにはいかないです。
名言を言うためなら、主張をかえます。
この矛盾をご理解ください。